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ワーホリ・接客の
経験は、
職務経歴書にどう書く?
言い換えの前と後

監修:Masato Takanashi(LeaP Navi キャリアアドバイザー)|更新日:

事実はそのままに、企業から見た価値の言葉に置き換える

要点

  • 海外での接客やアルバイトの経験も、企業から見た価値の言葉に置き換えると、職務経歴書で伝わる経験になります。
  • まずは、自分から見た事実・課題・行動の3段を書き出し、企業から見た言葉に置き換えます。
  • 盛らずに、動詞と数字で、自分の意思で動いたことを書きます。

この記事は、海外での接客やアルバイトの経験を、職務経歴書にどう書くか迷っている方向けです。

リプナビの言語化ワークショップと面談でお伝えしていることをまとめています。

企業は、海外での経験から何を読み取る?

リプナビのワークショップでは、企業が海外での経験から読み取ろうとしているものを、異文化適応力、自己解決能力、コミットメントの「3つの資産」としてお伝えしています。

資産企業が見ていること
異文化適応力ルールや背景のまったく違う人たちと、一緒に働ける柔軟さ
自己解決能力思いがけないトラブルに対処し、生活をゼロから組み立てた力
コミットメント慣れない英語の環境で、働くという目的をやり遂げた粘り強さ

3つの資産は、どこで何をしていたかという事実を、企業の仕事に役立つ言葉に置き換えたときに伝わります。

面接で採用担当が確かめる3つの点は、「採用担当は、留学・ワーホリ帰国者のどこを見ている?」にまとめています。

事実のままの一文と、置き換えた一文は、何が違う?

違いは、企業にどう役立つかが書かれているかどうかです。ワークショップでは、何をしていたかを「事実(Fact)」、それを企業にどう役立つかというビジネスの言葉に置き換えたものを「価値(Value)」と呼んでいます。

意味例
事実(Fact)何をしていたかカフェで働いた、農作業をした、語学学校に通った
価値(Value)企業にどう役立つかを、ビジネスの言葉に置き換えたもの課題発見力、プロセスの最適化、異文化コミュニケーション能力

次の前と後は、ワークショップの例をもとに書いたもので、実在の方の経歴ではありません。〈 〉には、ご自身の数字が入ります。

前:事実のまま後:価値の言葉に置き換えた例
現地のレストランで、英語環境で接客のアルバイトをしていました。現地のレストランで、国籍の違うスタッフと英語でやり取りしながら、接客を担当しました。スタッフどうしの連携の流れを作り、回転率を〈数字〉%上げました。
  • 前の一文は、どこで何をしていたかで終わっていて、企業にどう役立つかは読み手の想像に任されています。
  • 後の一文には、チームの中で自分がしたこと(連携の流れを作った)と、その結果(回転率を〈数字〉%上げた)が、動詞と数字で書かれています。
  • 同じ経験でも、言葉にする仕方で、企業に伝わる価値が変わります。

言語化マトリクスの3段で、事実を価値の言葉に置き換える

言語化マトリクスは、1つの経験を段に分けて書き出し、企業から見た価値までたどるための表です。リプナビのワークショップで使っています。次の表は、カフェで接客をしていた場合の書き方の例です。

段自分から見た事実企業から見た価値
1. 事実カフェで毎日50人の接客をこなした異文化の環境でのお客様対応
2. 課題忙しくて、注文のミスが起きていたオペレーションのボトルネック
3. 行動メモの取り方を工夫して改善した課題発見力・プロセスの最適化
  • 左の列は、自分から見たままの事実です。右の列で、同じ事実を企業から見た言葉に置き換えます。
  • 書き出すときは、海外での経験を1つ選び、左の列の事実・課題・行動から埋めていきます。

リプナビでは、より詳しいノウハウをもとに、個別相談とワークショップで言語化をサポートしています。ワークショップはワーホリ協会®のセミナーページに掲載していて、そこからお申し込みいただけます。

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面談で置き換えた例

面談では、ご本人の言葉を、企業から見た言葉に置き換えています。たとえば、英語は日常会話までと話していた方は、スパで、施術の前にお客様の体の状態や触れてほしくない所を英語で聞き取ってから、施術をしていました。面談では、これを施術前のカウンセリングと呼び、実務で使ってきた英語として書くようお伝えしました。

書類に仕上げるときの、5つの原則

リプナビでは、書き出した経験を書類の言葉に仕上げるときの決まりを「翻訳の5つの原則」としてまとめています。盛らない・嘘をつかない、名詞でなく動詞で語る、再現性を示す、他責にしない・自分の意思で語る、事実を"強く"する、の5つです。原則ごとの書き方は、LINE の特典「海外経験"翻訳"フレーズ集」にまとめています。

公式LINEでフレーズ集を受け取る

帰国までの月ごとの流れと、時期ごとに読む記事は、「帰国前の転職準備は、いつ何をする? ワーホリ・留学中の月ごとの段取り」にまとめています。

よくある質問

海外でのアルバイトに、数字で示せる成果がありません。どう書けばいいですか?

1日にこなしていた量から数えます。書き方の例の「カフェで毎日50人の接客をこなした」のように、こなした量はそのまま数字になります。1日に何人のお客様に対応し、何件の注文を受けていたかを丁寧に思い出し、月の数字に換算して、できるだけ正確な数字にします。前の仕事の実績の書き出し方は、「ワーホリ・留学中に、転職の準備はどこまで進められる?」にまとめています。リピートのお客様が増えたなど、行動のあとに変わったことも、あわせて書き出しておきましょう。

海外でのアルバイトは、職務経歴書のどこに書けばいいですか?

日本での職歴とは分けて書きます。リプナビでは、日本の企業は前職を日本での仕事で判断すると見て、この書き方を勧めています。面談では、海外でのアルバイトは、一人で店を回せるようになった、発注を任されていたなど、任されていたことを実績とあわせて書くようお伝えしています。リプナビに相談した方の社会人経験と、これまでに経験した職種は、帰国者キャリア調査にまとめています。アルバイトや契約社員の経験の伝え方は、「帰国後の年収と求人のリアル:前職と経験の長さで、どんな仕事がある?」にまとめています。任されていたことは、言語化マトリクスの3段(事実・課題・行動)に沿って書き出しておきます。

言い換えると、盛っていると思われませんか?

したことを変えずに、企業から見た言葉に置き換えるだけなら、盛ったことにはなりません。言い換えが事実から離れると、面接で深く聞かれたときに話が続かなくなります。面談では、AIに頼りすぎず、自分の手で書いておくと、面接で自分の経験として話せるとお伝えしています。書いた一文ごとに、面接で具体的な場面まで話せるかを確かめておきます。

出典・監修

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  • 運営するワンランク株式会社は、厚生労働大臣の許可を受けた有料職業紹介事業者(許可番号 13-ユ-317133)です。『国外にわたる職業紹介』の届出が東京労働局で受理されており、ワーキングホリデーや留学などで海外に一時滞在している日本人求職者に、帰国後の日本国内での就職に向けて、滞在中から求人の紹介・応募の支援・オンラインでの選考の調整を行っています。
  • 出典:LeaP Navi 言語化ワークショップの資料(企業が見ている3つの資産・事実と価値・言語化マトリクス。2026年10月時点)
  • 出典:LeaP Navi 公式LINE特典「海外経験"翻訳"フレーズ集」(翻訳の5つの原則)
  • 前と後の例はワークショップの例をもとに書いたもの、カフェの例はワークショップで使っている書き方の例です。どちらも実在の方の経歴ではありません
  • 面談の事例:LeaP Navi のキャリア相談1件(2026年9〜10月)。ご本人が特定されないよう、細部は伏せています
  • 記事の作り方と確かめ方は、編集方針にまとめています。
  • この記事の監修(全文):LeaP Navi キャリアアドバイザー Masato Takanashi(留学カウンセラーとキャリアカウンセラーを、それぞれ5年以上経験)
  • 更新日:2026-10-31

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